ソニー「PS2ソフト後方互換性の必要性はなくなった」
一時はファームウェアのアップデートで採用されるとの噂もあったPS3本体
のPS2ソフト互換性機能ですが、ソニーは導入しない意向を再び示しています。
過去のインタビューでも「今のところ予定がない」と話していたSCEAのJohn
Koller氏は、今週GameProが行ったインタビューで後方互換性について次の
ように説明しています。
うーん、どうなんだろう?
個人的には、お安くなった新型が発売されて、劇的に売れ行きが伸びた現実を
否定するつもりは毛頭有りませんが、仮にPS2ソフトの互換性があったならば
今以上に売れてWiiなんてけちらす勢いになってたかも? と感じたりもします。
だって、PS2時代はホントに他社の追従を許さない位に売れまくっていましたから。
上記の記事で書かれている様に、現在のPS3のゲームソフトがPS2全盛の頃と遜色の
無い位に揃っているとは、到底感じられませんからね。
確かに発売当初に比べたら、かなり改善されてきているとは思いますけども...
「今のところ予定がない」ってのは、互換性を持たそうとしてもエミュレーターが
上手く作れない事を隠す為の言い訳では? と穿った目で見てしまうんですよね。
ハードを一新してしまったツケというんでしょうかねぇ。
そう言う意味では「Wii」は上手い事やったと思いますね。
ただ、過去の任天堂のゲーム機と同じく、任天堂製のゲーム以外が売れない市場
に成っているのが問題だと思いますけど...
でも、ゲーマーに媚びてソフトを作っていると、初心者やゲームに詳しく無い人を
置いてけぼりにする可能性もある訳でして。
そうなると、市場としては先細りになるんですよね。
任天堂は敢えて、ゲームを普段やらない人をゲームの世界に惹き込む様な努力を
ソフト作りも含めて色々とやっている様に見えますが、ソニー陣営はそう言う
地道な積み重ねを、それ程重視していない様に受け取れるんですよね。
下地作りってのは、地味で辛いことですからね。余裕が無ければ出来ません。
ま、色々と小難しい事を書きましたが、SCEさんは頑張ってPS3にPS2互換機能
を付けてね!って言いたいんですな。
そうすれば、絶対に今以上に売れますよ、って事で...(^^)
私もPS2のゲームソフトを色々と買って積んでいるのが沢山ありますし、最近どうも
PSXの調子も悪いから(恐らくピックアップが駄目になっているんだろう)、
「代わりにPS3を買っちゃおうかなぁ?」
ってなったりしますよ、ホント(^_^;)