ついに任天堂が「ニンテンドー3DS」をお披露目、その詳細が明らかに
アメリカのロサンゼルスで開催されているゲーム業界の見本市「E3 2010」の
会場において、任天堂が同社の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」をお披露目
しました。
裸眼で3D立体映像を楽しめるだけでなく、3D写真を撮影可能なカメラが搭載
されるなど、非常に興味深いモデルとなっています。
ついに、「ニンテンドー3DS」が一般に公開されましたね。
動画はこちら(YouTube)
Nintendo 3DS E3 Press Conference Showing
取り敢えず、現段階で分かっている事。
●上画面が3.53インチのワイド液晶で、裸眼で3D表示が可能。
800×240ピクセル(横800ピクセルを左目用・右目用交互にそれぞれ
400ピクセル割り当てる事で3D表示する)
●下画面は今までと同じ比率(4:3)のタッチパネル液晶(3D表示は無し)
3.02インチサイズで320×240ピクセル
●3D効果を調整出来るスライダーが装備。3Dをオフにも出来る。
●グラフィック性能(ポリゴン表示能力?)がアップしたらしい。
(追記)
彼方此方で出回っている動画を観る限り、PSP以上でPS2と同程度の
ポリゴン表示能力は有りそう?(あくまでも個人的な印象です)
●背面に3D画像が撮影出来るカメラ(2個)が内蔵されている。
(
解像度は不明)
(追記)
解像度は640×480(0.3メガピクセル)
ワイド画面の上に配置されたカメラも同じ仕様。
●十字キーの上にスライドパッドを搭載。アナログ入力が可能になった。
●モーションセンサー、ジャイロセンサーが新たに搭載される。
(加速度と角速度の6軸検出センサーが搭載されたか?)
(追記)
6軸センサデバイス「AH-6100LR」←こんなのを載せているのかな?
●カートリッジ無し(他のソフトを遊んでいる時)に、「すれちがい通信」
が可能となった。
こんな感じでしょうかね。
(追記)
●カートリッジの容量が最大2GBになった。
いきなりエラく増えましたなぁ。「PSP」のUMD(1.8GB)を超えたよ!
これでプリレンダリングムービーや音声再生なんかも余裕かな?
●Wi-Fi(無線LAN接続)のセキュリティの向上
従来のWEPからWPA/WPA2となった。
●無線スイッチが搭載される。
ゲーム中でも無線が切れる様になった。
個人的には、十字キーがアナログスライドパッドの下に配置されていて
使い難そうに見えましたね。
今後はスライドパッドをメインに使うソフトが主流になるんでしょうけど、
従来のDSのソフトを遊ぶ時はちょっと使い難いと感じるかもしれませんねぇ。
それと、気になるのは、やはりお値段ですよね?
従来機種が値下げされる事が決定されていますが、恐らくそれらよりかは
高いんでしょうね。出来れば2万円を切って欲しい所ですけど...
あと、重要なのは「マジコン」にハードとしてきちんと対策がなされているか
どうか?ですね。今まで「DSi」「DSiLL」と新型が出ても、表立って対策は
されていなかったですからね。
今後は、違法ダウンロード対策として、真剣に行うべきだと思うんですね。
そうしないと、パッケージメディアとしての商売が成り立たなくなりますから。
これは任天堂だけの話では無く、業界全体に影響を及ぼす事になりますし。
ただ、この辺りは「イタチごっこ」な問題では有りますが、ハード供給側が
何も対策しないのは、放置(黙認?)しているのと同じですしねぇ...