冥王星除外に米科学者ら300人抗議 「科学的に恥ずべき」
国際天文学会(IAU)が先月、太陽系9番目の惑星とされてきた冥王星
を惑星から除外した決定に対して、米国の科学者ら約300人が抗議し、
再定義を求める陳情書に署名したことが1日までにわかった。米国人が
唯一、発見した冥王星が惑星から除外されたことには反対意見が
くすぶっており、惑星の定義をめぐって再び紛糾しそうだ。
決まった事ですからねぇ。
自分の国の功績が無くなるのは許せないって感情の方が大きい感じも
しますけど・・・
ロイター通信によると、署名を呼びかけたのは、冥王星に向かっている
米航空宇宙局(NASA)の探査機「ニューホライズンズ」主任研究者で、
米コロラド州のサウスウェスト研究所のアラン・スターン博士。
博士は同通信の電話インタビューに対して
「IAUの決定は科学ではなく、政治的に決まった。IAUは技術的にも
言語的にも不備があり、科学的に恥ずべき(惑星の)定義を作りだした」
と話した。
「科学的に恥ずべき」事ってのは、「冥王星」を惑星に入れちゃった事。
その議論を放っていた事、自らの功績を保守する為に「惑星」の定義を
ねじ曲げようとした事、辺りを指すんじゃないのかなぁ、と思う今日この頃。
観測技術が上がって、発見当時よりも詳しく解って惑星に属するべきでは
無いってのが、今回の判断じゃないの?
それとも、自分達の研究の予算確保が危うくなってくるので、抗議するって
事はないよね?