中国政府、チベット高僧の転生に事前申請を要求
中国政府は、輪廻転生を続けるとされるチベットの高僧(活仏)が
転生する際、政府の許可なしの転生は認めないことを決定した。
国営新華社通信(Xinhua)が3日、報じた。
新条例は9月1日より発効され、以降すべての転生は宗務課への
申請および許可が必要となる。新華社通信によれば、条例は
「活仏の転生の管理を制度化するうえで重要な措置」だという。
中国共産党は、信仰の自由を表向きは認めているが、実際は
チベット仏教を含むすべての宗教を厳しく規制する。
チベット仏教では、高僧は何度も輪廻転生を繰り返すと信じられて
いるため、活仏の存在は非常に重要視されている。
生者は通常、数人の候補者の中から高僧らによって選定される。
1995年にダライ・ラマ(Dalai Lama)にパンチェン・ラマ(Panchen Lama、
ダライ・ラマに次ぐ地位)として指名された6才の少年は、中国政府に
よって身柄を拘束されたままとなっており、代わりに中国政府が別の
少年をパンチェン・ラマとして認定した。同国政府は、チベット仏教の
権力者を自ら選定することで同地域を事実上の管理下に置きたい
考えだと見られている。
あんまり日本のTVなどでは報道やらん様な感じですねぇ、その2。
こんな国でオリンピックをやるのか。
久しぶりに、この映画↓を観たくなった。
ゴールデン・チャイルド