携帯ビジネス破壊? アイフォーン情報統制戦略
アイフォーンにはソフトバンクのロゴマークは記されない。あくまで
アップルブランドの製品との位置づけだ。インターネット上では、
アップルのサイトにだけ端末の詳細情報を紹介。ソフトバンクは自社
サイトでの掲載を制限された。
今回、端末代金が実質2万3040円と安価に抑えられたのは、ソフト
バンクがその2倍に当たる1台当たり4万6080円もの「販売補助金」
を負担するからだ。補助金は、アップルが決めた価格(199ドル)に
合わせるため、アイフォーンを販売する各国の通信事業者が負担する。
ソフトバンクは価格の決定権を失うと同時に、利益を圧迫された格好だ。
何だか動物園の「パンダ」を思い出しました。
あれは中国から「学術調査」の名目でレンタルされているんですよね。
(パンダ自体が希少種なので、国際間の取引が出来ないと言う側面も
あるんですが)
年間数億円を払って迄して、客を集めたいのでしょうな。
ソフトバンク的には、「iPhone」は「客寄せパンダ」の位置付け
であるんでしょう。
主導権を林檎屋に握られても、それでも導入してシェアを拡大しよう
と言う思惑なのか。
ネット上での盛り上がりが世間一般にも広まれば、孫社長の狙い通り
になるでしょうけど、ごく一部の熱狂的なファンだけのディジタル・
ガジェットになれば、旨味が有るのかどうか・・・
ネット上では、良い事ばかりが目につくので、敢えて私は「iPhone」
のダメな所を書いてみます。(あくまで個人的な視点で)
●バッテリーが交換出来ない
「iPhone」に限らず「iPod」シリーズ「iPod touch」も出来ません。
なので出先でバッテリーが切れた場合、予備バッテリーに交換ってな
事は不可能です。サードパーティーから外部バッテリーみたいなモノ
が発売されるかもしれませんが...
「バッテリー寿命≒製品寿命」
として、数を売ろうと言う魂胆のかもしれませんな。
●「iTunes Store」で直接曲が購入出来ない
一応は、「iPhone」で「iTunes Store」からダウンロードで曲を買う事は
出来ます。
但し、条件があります。
「Wi-Fi」経由でないと「iPhone」では買えないのです。日本のケータイの
「着うた」や「着うたフル」の様に何時でも何処でも、曲をダウンロード
購入は出来ないのです。
ちゃんと、
公式サイトにも書いています(小さいですけどね)
iPhoneでiTunes Wi-Fi Music Storeにアクセスして、曲を探すことも
できます。Wi-Fiホットスポットを見つけたら、迷わずiTunesボタンを
タップ。購入した曲はiPhoneに直接ダウンロードされるので、その場で
すぐに楽しめます。
何でこんな仕様にしたんでしょうね?
折角「3G」に対応したんだから、回線速度の問題は無いと思うんですが。
そんなのパソコン側でリッピングした曲を「iPhone」にコピーすれば
良いんじゃないの?って人には関係無いかもしれませんが...
●キーボードが無い
テンキーすらありません。入力は全てタッチパネルです。
それが良いんじゃないの!って言う人には、何も言いません...
でも、「ベル打ち」に慣れている日本のヘビーケータイ(メール?)
ユーザーには辛いかもしれませんよ。