●ザ・コックピット(3作品)
松本零士原作の短編漫画のアニメ化作品。
原作の漫画(ハードカバー版で確か全5巻)を持っていた。
(実家にはまだ捨てずに置いている筈)
第二次世界大戦(太平洋戦争)を舞台にした、哀しい物語。
原作者の趣味(戦闘機や戦車、武器の描写など)丸出しな感じだけども、
そこが好き。
「成層圏気流」
ドイツの名作戦闘機メッサーシュミットを駆る主人公は、とある秘密作戦に
就かされる。
それは世界初の原爆とそれを開発した博士と娘を輸送する護衛であった。
主人公はその娘とかつて恋人関係であった。
原爆を作ってしまった罪悪感から、娘は主人公に真実を告げ、目的地に着か
ない様に懇願する。
「音速雷撃隊」
太平洋戦争末期、日本軍の最後の抵抗「桜花」(ロケットエンジンの飛行機、
はっきり言えば有人ミサイル)のパイロットと、それを乗せる爆撃機乗組員との話。
確実に死に行く人間を乗せて敵艦船に向けて飛ぶ。
実は主人公は、過去にロケット工学を学んでいて、夢は月に行く事であった。
「鉄の竜騎兵」
日本軍の戦局が危なくなって来たとある南の島。
サイドカーの伝令兵がたどり着いた本部は既に全滅。
1人残った兵隊とサイドカーを駆り味方の元へ引き返す伝令の兵。
実はその生き残りの兵隊は、かつてはバイクレーサーであった。
10年以上前の作品ですが、どれも作画が良く丁寧な作りで良く動きます。
どうも日本では先の大戦に関しては自虐的な所がありますが、そんな変な
感情を抜きにして観て欲しい作品ですな。
あと、日本は正しい事を教えないといけませんよ。特定アジアの言いなり
になって妙な歴史を教える様になれば、戦いで散った人達に失礼になります。
靖国参拝とかもね。英霊を祀る事はおかしな事では無いと思うよ。
最近はこんな作品が出てこないのが悲しい。
「萌」とか妙な流れってのがどうも体質的に受け付けないんやね。