「Wiiはビール、PS3はブランデー」エンターブレイン浜村社長に聞くゲーム商戦
PS3はハイエンドなAVマシン、Wiiは手触りを重視する玩具で、目指
している方向が全然違う。お酒にたとえると、Wiiはみんなで集まって
わいわいやりながら飲むビールのようなもの。PS3はその世界に入り
込んでゆったりとした時間を楽しむブランデーのようなもの。
よくソニーと任天堂どっちが勝つかといわれるが、ビールとブランデー
に勝ち負けがないように勝負はない。
日本に限れば、ビールの消費量が圧倒的に多いと思うのですが...
最近は「発泡酒」や「その他の醸造酒」等のまがい物も増えていますけど。
いや、別に「Wii」の方が圧倒的に売れるやん!って言いたい訳では無くて
その例えはどうなのよ?ってツッコミを入れたいだけなんですけどね(^_^;)
8000円のソフトが100万本売れたらざっと計算してソフト会社には
56億円入る。制作費に30億円かかってもまだ利益が出る。ハイリスク
ハイリターンかもしれないが、つくれる人の数も少なく、確実性は上がる。
30億円かけて作ったゲームが100万本売れるとは限らないと思うのですが。
金さえ掛けりゃ売れるんなら、ゲーム作りはある意味楽で良いよね。
そうじゃなくて、良いモノを作っても10万本も売れないって事もあり得るのが
ゲーム業界じゃないんでしょうか。
このゲーム、凄く面白いのに世間では全然知られていないなぁ(売れてないなぁ)
って感じる作品が一杯有るでしょ。
そこの所はどうなのよ?って聞いてみたい。
ホントに「ハイリスク・ハイリターン」な世界なの?
もしかしたら「ハイリスク・ローリターン」な業界になってるかもしれないやん。