南極:解けない?氷 最も温暖な9千万年前も…独大学研究
史上最も温暖な時期だったとされる約9000万年前でも、南極大陸
の約6割が氷に覆われていたことが、ドイツ・ライプチヒ大などの研究
で分かった。当時の南極には氷床がなく、約2000万年前以降に発達
したとの見方が多かった。11日付の米科学誌サイエンスに発表した。
二酸化炭素(CO2)が増えて、温室効果で地球の平均気温が上がり、
北極や南極の氷が解けて、海水面が上昇する・・・
なんて説がありますね。
個人的には「風が吹けば桶屋が儲かる」程度にしか捉えてませんが...
そもそも北極の氷は海水が凍った物です。
それが解けても、海水の体積は増えない様な・・・
グラスになみなみ入れた氷水の氷が解けても水は溢れませんよね?
グラスの水を凍らすと、グラスから氷が溢れますよね?
H2Oは液体(水)の状態よりも固体(氷)の方が体積が
大きいんですよね。小学校か中学校の理科で習うでしょ?
ただ、海水(塩分が9%程度含まれる)が凍る時には、塩分が飛ばされて
真水の状態になります。そのため比重が違います。
ただ、その影響が氷になる時に増える体積と比べてどうなんだろう?
って疑問もありますが。
あとは、南極の氷は陸地の上にあるので、海水面上昇に寄与しますね。
で、今回の仮説。
4割は解けちゃうみたいですね。
これでどれだけ海水面が上昇するんでしょうね?
あ、グリーンランドなどにも氷が存在しますね。でも、南極に比べたら
少ないかな?
それよりも、水温が上がって体積が増える方が影響が大きい様な
気がする。
CO2が増えたら温室効果で・・・って所もねぇ。
どの程度増えたらどれ位気温上昇が起こるのかのも解りませんし、
そもそもこの仮定その物が正しいのかどうかも・・・
それよりも、太陽の活動(地球に来るエネルギー)が弱まる方が影響が
大きいと思うんですよね。
それと、地軸(公転面に対して、約23.4度傾いている)の傾きの変動
(2万1千年の周期で歳差運動している)の影響とか。
公転周期の変動とか。
地球の気温は周期的に変動しているんです。氷河期と間氷河期と交互
に繰り返しています。
現在は比較的暖かい時期なんですね。
ただ、今の気温上昇は過去例に見ない程急速に変化しているのが
問題んでしょうね。
上記の気温変動は、かなり長い周期(数百万年単位)ですから。