「たばこ1000円」論争に火 「税収増」「主張安易」
「たばこ1箱を千円に」。日本財団会長の笹川陽平さんの「たばこ値上げ運動」
が波紋を広げている。税収は増え医療費は減らせるという提言だが、
「国を救う名案だ」「いや喫煙者への差別だ」と賛否の論争に火がついた。
31日は世界禁煙デー。
昔から、個人的にはこれには賛成です。
「
サマータイム」なんて効果があるのかないのか分からん制度をやる位
なら、こちらをどんどんやるべきだと思ってます。
「やっていない日本が異例。我が国も制度を入れるべきだとの意見が
強くなってきている。特に環境の問題があり、私もサマータイムを
やってもいいのではないかと思っている」
前にも書きましたが、サマータイムの場合は、
「他所がやっているからうちもやる」
って考え方ですよね。
だったら、たばこの増税だって同じ考え方が出来るんじゃ?
先進国の多くは、タバコと健康被害はとっくに関連づけられていて、
その上で税金の上乗せをやっているんですよね。
健康を害するのを分かっていて吸うのであれば、ご自由に。
でも医療費の為に税金は高くしてますよ、それでも良ければどうぞ。
って考え方なのでしょう。
日本の場合、喫煙者の立場がまだまだ強い上に、販売側が
こんな態度ですからねぇ。
こうした論争に、売る側のJTは
「喫煙は特定の疾患のリスクを高めるが、吸うか吸わないかは個々人が
判断すべきだ」
と主張。喫煙者率と肺がん死亡率の相関関係も認めておらず、笹川案にも
「特定の商品に過大な負担を強いる増税には断固反対。業界一丸となって
反対運動に取り組む」
(広報部)と構える。
今じゃ「タバコ」は中毒性があり、尚かつ発ガン率もあがる、と誰でも
認識していると思うんですが、頑に吸う側個人に責任を押し付けています
からね。
それに、喫煙者のマナーも悪いでしょ?
●クルマの窓から灰や吸い殻を投げ捨てる。
●歩きながら喫煙して、その吸い殻を投げ捨てる。
●道にある排水溝は、吸い殻入れと化している。
●公共の禁煙の場所でも構わずに吸う。
etc.
吸わない人間からしたら、マナーが悪い上に自分達の言い分だけを
押し通そうとしているだけにしか、見えませんからね。
「喫煙者への差別」だの「禁煙ファシズム」と宣うのは、その行動を
改めてからにしましょう。
それに、「ガソリン」の税金にも、「道路特定財源」と言う名目で、
訳の分からん「暫定税率」をごり押ししてるじゃないですか。
「特定の商品に過大な負担を強いる増税」は、タバコだけって事では
無いんですよね。
「俺たちだけに税負担を強いるな」って意見は通らないと思いますよ。
もし値段が上がれば、禁煙出来る良い機会になる、と思うんですけどねぇ。